


専務取締役 丸田 修司
Chapter創業80年の歴史を背負いながら、新しい風を取り入れる努力を続けています。
- 自己紹介をお願いします。
- 丸田工業株式会社の丸田修二です。出身は燕市で、現在45歳になります。趣味は筋トレと読書です。筋トレでは、実家の器具を活用し、自分に挑戦する時間を楽しんでいます。読書では、自己啓発書や歴史小説を愛読しており、日々のモチベーションを高めています。
- 丸田工業に入社された経緯を教えてください。
- 私は28歳のときに丸田工業に戻り、それ以来16年間勤務しています。それ以前は、地元や長岡市の溶接・板金加工関連の企業で経験を積みました。高校は工業高校を卒業し、その後コンピューター専門学校で学んだ後、職業訓練校で溶接技術を修得しました。 丸田工業では、多岐にわたる経験を活かし、現場から営業まで柔軟に対応する体制を築き上げています。特に、板金加工業界の技術進化を間近で感じ、会社全体を新しい挑戦へ導いていく責任を感じています。創業から80年の歴史を背負いながら、新しい風を取り入れる努力を続けています。
- 現在の役職と仕事内容を教えてください。
- 現在は専務取締役として、営業活動から製造現場の業務まで幅広く担当しています。具体的には、展示会への出展やその後のフォローアップ、月に1度の飛び込み営業を行いながら、CADプログラムを使ったレーザー加工や曲げ加工、溶接などの現場作業も担っています。 特に、CADを活用したレーザー加工や精密な曲げ加工は丸田工業の強みであり、これらの技術が顧客の多様なニーズに応えています。技術革新により、常に効率化と高品質の両立を目指しています。展示会では顧客と直接意見を交わし、現場ではその声を形にすることで信頼関係を築いています。
Chapter私たちの仕事が、社会を支えているという確信があります。
- 製造業の魅力について教えてください。
- 製造業の魅力は、やはり物を作る楽しさにあると思います。素材である板金が形になっていく工程や、新しい技術に挑戦して成果を上げたときの達成感は、この仕事ならではのやりがいです。 ものづくりのプロセスを通じて、単なる部品ではなく「社会に価値を提供する製品」を手掛けている実感があります。さらに、この技術が多くの業界で活用されていることが、私たちの仕事の誇りです。一つひとつの部品が最終的にどのように使われているかは分からないことも多いですが、それが社会を支えているという確信があります。
- 今後の目標や大切にしていることを教えてください。
- これからは人材育成に力を入れていきたいと考えています。職人技術に頼る部分が多い業界ですが、それを次世代に継承するため、若手を育てることが重要です。また、技術と自動化のバランスを取りながら、製造業としての強みを活かしていきたいと思います。 若手が「成長を実感できる環境」を整えることで、モチベーションを維持しながら、未来に向けた技術の進化を図ります。そのために、現場の知見を活かした実践型の教育にも力を入れていきます。特に、「考えながら作る力」を養うことを大切にしています。
- 製造業に対するイメージをどう変えていきたいですか?
- 製造業には「きつい」というイメージがつきまといますが、最近では設備や作業環境の改善が進み、働きやすい職場づくりが可能になっています。重たいものを持つなどの体力的な負担もありますが、それ以上にやりがいを感じられる仕事です。 丸田工業では、最新の設備を導入することで、安全性と効率性を確保しています。「快適な職場環境で、挑戦と成長を楽しめる」という新しい製造業の姿を目指しています。また、働きながら技術を身につけるプロセスを通じて、社員が自信を持てるような環境づくりに注力しています。


Chapter「一生モノの技術」を学べるよう細やかなサポート体制を用意しています。
- 若い世代や新たな人材に向けたアピールポイントは?
- 当社では、小ロット生産や特殊な曲げ加工に特化しており、幅広い技術を学ぶことができます。一つの作業だけではなく、多様なスキルを身につけることで、将来の可能性が広がる環境です。 特に、若手が「一生モノの技術」を学べるよう、現場での実践と細やかなサポート体制を用意しています。また、個々の努力が評価される風通しの良い文化が自慢です。ものづくりを志す方にとって、最適なステージをご提供します。さらに、最新の設備に触れながら、自分の可能性を最大限に伸ばす機会を得られることも魅力です。
- 最後に求職者へのメッセージをお願いします。
- ものづくりに興味がある方は、ぜひ私たちと一緒に働きましょう。板金加工の技術を学び、技術者としてだけでなく、人間としても成長できる会社です。ものづくりを通して、一緒に未来を形作っていければ嬉しいです。 丸田工業では、一人ひとりの情熱と技術を大切にしながら、社会に価値を生み出し続けています。自分の手で未来を築きたいという方に、ぜひこの舞台を活用していただきたいと思っています。私たちと共に、ものづくりの可能性を広げ、新しい価値を生み出す仕事はやりがいがあります。